ギリギリ – Kudow’s Lyrics #25


ギリギリ

西行きのバスの後部座席 突き上げるような揺れの中
祝福の雨を巻き込みながら吹き抜ける生ぬるい風
曲がった道路標識 使うことのない非常扉

降車ボタンを押そうと手間取る老人の姿
大事な話があったんだけど 今日は言いそびれてしまった

ギリギリさ 僕はもう
ギリギリさ 僕はもう

たいしたことなんてないのに 困った振りでごまかした
よっぽど自信がなかったんだ それはいつものことだけど
饒舌に危うい塔を積み上げてみても

塔の明かりは濃い霧に包まれ君の心を照らすこともない
大事な話があったんだけど 今日は言いそびれてしまった

ギリギリさ 僕はもう
ギリギリさ 僕はもう

デカダンスなエッセンスは乳白色
君の目に映る僕はモノクローム
空になった酸素ボンベ
串刺しのグレープフルーツ
矛盾と閉塞の感覚は手に余る

床に転がる風邪薬とワイン
蝶の標本から剥がれ落ちた羽
縮み続ける僕の肺にみるみるうちにカビが生えて
もう息も出来そうにない
大事なことをひとつだけ君に伝えたかったんだけど
今日は喋りすぎてしまった



ギリギリさ 僕はもう
ギリギリさ 僕はもう

※ Sekkyow Boys “Sekkyow Boys” Track #02
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