カテゴリー別アーカイブ: Kudow’s Lyrics

ゆきゆきて – Kudow’s Lyrics #29


ゆきゆきて

独り迷い行く 呼ぶ声も聞かず
否定の月日は君の 内側に火を付ける
燃え尽きる 冷たいままで 灰になる


いまでは 淡く日は暮れなずみ
ゆきゆきて 月明かり

いまでは 君の背は消えゆき

ゆきゆきて 霞みゆく

月明かり微か 荒れた野を独り
見張れば手が届きそうな 君の影を認める
手を伸ばす いま確かに 手に触れた

いまでは 闇は消え温かに
ゆきゆきて 夜が明ける
いまでは 君の元たどり着き
ゆきゆきて 抱きしめる


再生の 君と僕との 物語

※ Sekkyow Boys
※ All Rights Reserved.

情感 – Kudow’s Lyrics #28


情感

情感の扉には 固く鍵をかけておいた
隠してたその鍵は 思いがけずに解かされた

僕がひそめ続けた 声はこぼれ始めた
それはリズムをまとい 君に魔法をかけたのさ

答えなど求めずに 過程の望むままにいて
突然の贈り物 くちづけで受け入れたの

僕は不確かなまま 君に急ぐのはなぜ?
距離は不自然なまま 君に魔法をかけたのさ

重たく染まる 心に添える



僕は不確かなまま 君に急ぐのはなぜ?
距離は不自然なまま 君に魔法をかけたのさ

情感の扉には 固く鍵をかけておいた
隠してたその鍵は 思いがけずに解かされた

理由など求めずに 君に魔法をかけたのさ

※ Sekkyow Boys
※ All Rights Reserved.

黒い木馬 – Kudow’s Lyrics #27


黒い木馬

共有しようこの苦い感触を
今の僕には重すぎる
理由は僕にあって同じ場所を回り続ける
時間をかけて受け入れよう

バランス崩しても僕の木馬は走る
日差しを避けて影を往こう

やがて僕らに音と光溢れる
君の姿を見失う
螺旋を描き心揺らしながら走らせる
諦めを急がせる

生まれるみたいに深く沈んでいくよ
初めて泳ぐ海の中
バランス崩しても僕の木馬は走る
日差しを避けて影を往こう
黒い木馬で

生まれるみたいに深く沈んでいくよ
初めて泳ぐ海の中
バランス崩しても僕の木馬は走る
日差しを避けて影を往こう
黒い木馬で

※ Sekkyow Boys
※ All Rights Reserved.

AM5:54 – Kudow’s Lyrics #26


AM5:54



夢を見たの 悲しい夢

わたし泣くの 朝が来るまで


夢を見たの 切ない夢

わたし泣くの 朝になるまで



夢は 朝が来るまで
夢は 朝になるまで



夢を見たの 愛しい夢

わたし待つの 光こぼれる朝を

※ Sekkyow Boys “Sekkyow Boys” Track #05
※ All Rights Reserved.

ギリギリ – Kudow’s Lyrics #25


ギリギリ

西行きのバスの後部座席 突き上げるような揺れの中
祝福の雨を巻き込みながら吹き抜ける生ぬるい風
曲がった道路標識 使うことのない非常扉

降車ボタンを押そうと手間取る老人の姿
大事な話があったんだけど 今日は言いそびれてしまった

ギリギリさ 僕はもう
ギリギリさ 僕はもう

たいしたことなんてないのに 困った振りでごまかした
よっぽど自信がなかったんだ それはいつものことだけど
饒舌に危うい塔を積み上げてみても

塔の明かりは濃い霧に包まれ君の心を照らすこともない
大事な話があったんだけど 今日は言いそびれてしまった

ギリギリさ 僕はもう
ギリギリさ 僕はもう

デカダンスなエッセンスは乳白色
君の目に映る僕はモノクローム
空になった酸素ボンベ
串刺しのグレープフルーツ
矛盾と閉塞の感覚は手に余る

床に転がる風邪薬とワイン
蝶の標本から剥がれ落ちた羽
縮み続ける僕の肺にみるみるうちにカビが生えて
もう息も出来そうにない
大事なことをひとつだけ君に伝えたかったんだけど
今日は喋りすぎてしまった



ギリギリさ 僕はもう
ギリギリさ 僕はもう

※ Sekkyow Boys “Sekkyow Boys” Track #02
※ All Rights Reserved.

螢 – Kudow’s Lyrics #24


一度は途切れてしまった
意志は戻りそうにない
けして望まないのに
引き戻されてしまった
クラッチが滑りがちな僕の車は
時間をかけた分だけ
押しつぶされる夢を見る
「きっといつかはお前にも解る」
そんな台詞はよく聞こえないままで
ゆっくりと円を描きながら
速めたり緩めたりをして
歪んでは消えてゆく

僕らの世界のすべてが必然のはずなのに
否定を突きつけるようなこの火傷の痕
傷を優しく撫でた僕の仕草は
偶然を演じてるようで
ただ退屈だったみたいだ
「きっといつかは間違いと解る」
そんな台詞はよく聞こえないままで
ゆっくりと円を描きながら
速めたり緩めたりをして
歪んでは消えてゆく

※ 6月の7日間 “rokugatu blue” disc lime Track #12
※ All Rights Reserved.

青いアトリエ – Kudow’s Lyrics #23


青いアトリエ

青いアトリエ

思いこめる強さと緻密さ
青に任せて心を砕いて
だけど何故か重たすぎる
響かない

青いアトリエ

耳を塞ぎうつむく自画像
壁に掲げて涙をこぼした
だけど何故か嘘を感じる
響かない

絵を描く理由など無い
ただ青く塗りつぶすのさ
すべてをどこまでも深さを知りたいだけ
絵を描く理由など無い

青いアトリエ

※ 6月の7日間 “rokugatu blue” disc lime Track #011
※ All Rights Reserved.

眩暈 – Kudow’s Lyrics #22


眩暈

いつまでも付きまとう 僕の嫌いなもの
まるで影のよう いつの間にかに
入り込まれて 捕らえられてしまう
眩暈 ゆらゆら 揺れる

不確かな手ごたえ 僕の嫌いなもの
浅い眠りから 覚める頃には
心乱れて さらわれるように
眩暈 ゆらゆら 揺れる

夢が覚めるまで
心ゆくまでむさぼり
夢が覚めるまで
それはすべて君のため
注ぐ心は月遅れ
眩暈

見えるのは そう君
欲しいのは そう君
甘い香りの君

僕を壊したのは
僕を救えるのは
甘い香りの君

※ 6月の7日間 “rokugatu blue” disc lime Track #10
※ All Rights Reserved.

水晶の夜 – Kudow’s Lyrics #21


水晶の夜

屋根裏を伝い木に登り
月明かりだけ 庭を見渡す
虚ろなまま 日曜日

一人裸足で 庭をすり抜ける
遅れないように行くから
お願い 帰らないで欲しいの

僕に足りないものは
言葉がかすむのは
伝えきれないものは
胸の内側に残る

凍りついた夜
朝には溶け落ちる

一人裸足で 庭をすり抜ける
きっと約束するから
お願い 帰らないで欲しいの


僕に足りないものは
言葉がかすむのは
伝えきれないものは
僕に足りないものは

※ 6月の7日間 “rokugatu blue” disc lime Track #09
※ All Rights Reserved.

存在 – Kudow’s Lyrics #20


存在

不安のかけらもない幼い頃
綺麗な石をママにプレゼントした
そんな記憶もあやふやな
それが今の僕の存在

白いインクで書いた長い手紙
僕の右手にはもう感覚がない
意味など持ち合わせない
手紙を読み返す存在

もう間に合わない
もう手遅れかもしれない
もう間に合わないのかも

キッチンの机、重い荷物ゆっくり開いて
許される間は抱きしめて欲しいの
お願い

もう間に合わない
もう手遅れかもしれない
もう間に合わないのかも

※ 6月の7日間 “rokugatu blue” disc lime Track #08
※ All Rights Reserved.