ただの日記【032】

時間は容赦なく過ぎていきます。
う~ん、まさにソニックユース。

【久々に村上春樹作品を読んでみた】

東京奇譚集 (新潮文庫)
素晴らし! これはお薦めします。
2005年に発表された作品群の短編集。全5作品が不思議な体験を通じて喪失からゆるやかな再生へといったテーマで描かれています。比喩、感情/風景の切り取り方、物語の運び方、全てが上手い上手すぎる。
春樹さんが苦手な方は、登場人物があまりにお洒落で金持ちでモテモテで話がとんとん拍子にすすみすぎるといったところが鼻につくらしいですね。確かにそんな嫌いはありますが、「平易な文体で高度な内容を取り扱い、現実世界から非現実の異界へとシームレスに移動する」(Wikipedia 村上春樹 より)圧倒的な筆力に僕はひれ伏してしまいます。表面的にはちゃらちゃらしたところがあったとしても、「魂の深い部分の暗い領域」(Wikipedia 村上春樹 より)に触れられた感覚を覚えるのです。全作品、鳥肌が立っちゃいました。ちょっと涙目w
僕は中学~高校の頃、熱心に春樹作品を読んでいました。確実に影響を受けた一人。だけど「ノルウェイの森」以降の作品にちょっと違和感を感じるようになって、遠ざかっていました。そういえば、その頃から春樹作品に関わらずほとんど本を読まなくなったような気がしますね。
なんとなく気が向いて手に取ってみたわけですが、この文庫本の一作品目「偶然の旅人」に痺れました。ホントはいけないだろうけど、ちょっとだけ引用しますね。主人公の台詞です。
「きっかけがなによりも大事だったんです。僕はそのときにふとこう考えました。偶然の一致というのは、ひょっとして実はとてもありふれた現象なんじゃないだろうかって。(中略) しかしもし僕らの方に強く求める気持ちがあれば、それはたぶん僕らの視界の中に、ひとつのメッセージとして浮かび上がってくるんです。(後略)」
個人的にここ数ヶ月ずっと考えていたこととドンピシャで、僕はリアル鳥肌&涙目でした。この作品に今このタイミングで出会ったことは、僕の旅におけるエポックメイクな偶然の出来事かもしれません。


神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
ついでにこちらもお薦め。
1999年の作品群。登場人物が阪神淡路大震災に間接的に関わっているところが収録作品の共通点。とてもスリリングでドキドキしますよ。短編集だから気軽に読めるのもポイントです。ぜひ一読を。


【美人時計】
世の中にはキレイなお姉さんが沢山いるんだなと思いました。でもどこにいるのでしょうか? そりゃー僕は引き籠もりだから、出会わないわけだ! なるほどねー。
僕は iGoogle に組み込んでるんですが(無料)、iPhone 版は有料なのですね。¥350なんで思わず買ってしまいそうです。
でもホントに素人さん? ホントにー? モデルさんじゃないのー?


【ホーミー】

この倍音すごすぎちゃんwww
ホーミーの歌い手さんって、体に負担が大きすぎて早死にしちゃうって噂は本当でしょうか? でもこれは早死にしそうなほどすごいですね。


【ジミヘンのモノマネ】

モノマネのはずなのに、違うベクトルで本人を超越してしまった好例。



Grace があれば、銃を手に取らずにすむ。
Jeff Buckley

読んでくれてありがとう。
おやすみなさい。

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このページは、kudowが2009年8月 9日 23:30に書いたブログ記事です。

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